「経験」から社会的価値を見い出そう
就職活動を始める際には、まず初めに「自己分析」に真剣に取り組むことが大切です。
「自己分析」とは、自分自身の価値観や思考・行動特性などを理解することを指しますが、その基盤となるのが過去の「経験」です。自己分析を行うにあたっては、自身の「経験」の捉え方がとても重要ですが、その際には「経験学習」という概念を理解してから取り組むとよいでしょう。
採用担当者は受験者の「経験を通じた学びや気づき」に大いに関心があり、ESや面接・面談を通じて「成長の持続可能性」をも推測します。そのため受験者には、採用担当者の立場や視点を考慮して、自身の勉強や研究、部活動やサークル活動、留学やアルバイトなどの「経験」の意味や意義、価値を端的に伝えることが求められます。
では、どう伝えるのが適切なのか。そのヒントは「経験学習」理論の概念の中にあります。
そこで今回は、その概念と活用方法を中心に解説いたします。
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